【山梨/果物】自然の恵み・循環を最大限活かし、環境・生き物・植物に優しい自然農法で自由にのびのび栽培 | MERCi MARCHE

2021/10/03 19:04

Etanpet organic farm(山梨県山梨市)生産者:辰田


荒地を一から開墾し、雑草も生きものも排除せず、自然の摂理に寄り添いながら栽培をし続け35年。農薬・化学肥料・除草剤は一切使用せず、自然の力を最大限活かした有機的な土づくりを行っています。キウイをこよなく愛し、これまで数々の品種を生み出してきました。


生産者 辰田さんは元々は北海道出身。農園「えたんぺっとふあぁむ」の名前の由来は、江丹別から来ています。江丹別の語源はアイヌ語での〝長い川〟〝舟をひっくり返すほどの荒々しい川〟という意味があり、この荒々しい川にも負けない程の気持ちを持って、農業のみならず立ち向かっていこうという覚悟が込められています。
 
山梨の今の地に至るまでの道のりは長く、日本有機農業研究会にて、ブドウの研究を始め、ワイン会社ではワイン醸造も習得しました。
その中で、キウイフルーツの苗木にも出会うことになり、その後、山梨に移転し、キウイフルーツの栽培に目覚め、荒地を一から開墾して、農薬を使わず、有機肥料のみ使用でキウイフルーツ栽培を始めます。そして、今の有機農法・無耕起栽培に辿り着来ました。

1985年、最初に土作りをして以来、土を起こしていない完全な自然農法。雑草もあって然るべき存在であり、全て要らない物を排除するという考えはありません。棚をかまぼこ型のような立体アーチにすることにより、普通の平型の棚よりも日光が当たる面積を増やし、光合成量を増加させて、収穫量増加に成功しています。
 
農薬を使わない、自家製酵素肥料を使う自然農法でキウイフルーツを作り続けて、40年近く経った今、次世代に引き継ぐ時が近づいている農園。今後は「Etanpet organic farm」と表記し、再出発への道を歩み始めようとしています。






【農園の特徴・こだわり】



<不耕起・草生栽培>

自然に近い栽培とする為、土地を耕さないという栽培方法を取り入れています。雑草をおおいに作り、たまに草を刈り、また自然に枯れさせると、雑草の葉と茎、根は小動物や微生物の働きによって分解・発酵されて肥料になります。 自然の力を借りて、土地は耕されるのです。




<有機農法・農薬不使用・除草剤不使用>

黒蜜をベースにミネラル液・アミノ酸・酵母など9種類の天然素材を混ぜて発酵させた液や、堆肥によって、土中の多くの小動物や微生物がストレスを持つことのない、生きている土作りをしています。農薬や除草剤は一切使用してい ません。


<自然生育栽培>

キウイフルーツのつるを巻かせるための棚は、一般的な平棚ではなく、カマボコ型をした立体棚で栽培しています。平棚よりも10%ほど葉面積が増え、光が十分にさしこむので、葉の光合成がいっそう高められます。更に、立体棚はキウイの木も自然な形で成長することができ、木にストレスを与えず、陽ざしをいっぱい浴びて、健康的で美味しいキウイフルーツに成長します。